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食べてないのに痩せないってどういう事?その1

PrivateBodyMakeGym Linkageブログ さつまいも煮
マクロビディナーで出していただいた、サツマイモ煮

Private Body Make Gym Linkageの生井 隆之です。

 

前回の記事の続きです。

前回は「食べた方が代謝が上がる」という事をお話させていただきました。今回の記事は「食べてないのに痩せない」という事にフォーカスを当てたいと思います。

 

ちなみに「本当に食べてない」と言うことを前提に書いていきます。「食べてないって思ってても一日を振り返ってみたら意外と食べてたのねっ!」という方は、食事の記録を付けたり、その日その日で食べた物を振り返って考えてみる事が必要かもしれません。


キーワードは自己防衛


生き物には、生き続ける為の自己防衛機能があり、その中の一つに飢餓への備えがあります。生きていく為には、物を食べたり飲んだりして体内に継続して栄養素を取り込む必要があります。もし、何らかの理由で継続して取り込めなくなると、身体は機能を保てなくなり生きる事が出来なくなってしまう。そうならない為に、栄養素が継続的に入ってこなくなった場合、身体は飢餓状態と判断して、極力体内の栄養を温存し次の栄養素が取り込まれるまで耐えしのごうとするのです。

 

つまりBodyMakeの観点から言うと、「食べない」→「体内の栄養を使わない」→「痩せない」と言う事になります。

 

野生の生き物や狩猟時代の人類は、継続的に食料を得られる保証が無いのでとても大切な機能ですが、現代の日本では食料を得られないと言う事はあまり無いので、この機能が裏目に出てしまっているのです。

 

それともう一つ。栄養素って所がポイントです。身体が必要としているのは「身体が必要としてる栄養素」であって、食べれば何でも良いと言う事ではありません。つまり、例えばお菓子だけを食べていても、必要な栄養素はほぼ入っていないので蓄積(太る)されます。

 

次回は栄養素にフォーカスをあてて記事を書きたいと思います。

 

※栄養素とは体内に取り入れられる物質(ビタミン・ミネラル等)のこと。

※栄養とは栄養素を体内に取り入れ、身体の機能を維持し高める現象のこと。