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食べてないのに痩せないってどういう事?その2

PrivateBodyMakeGym Linkageブログ 食事

Private BodyMake Gym Linkageの生井 隆之です。

 

前回の記事の続きです。

前回は「食べないと、身体は飢餓状態と判断して栄養を温存。結果痩せない」という事をお話させていただきました。今回の記事は「食べてないのに痩せないのは、栄養が足りていない可能性がある」という事にフォーカスを当てたいと思います。

 

ちなみに「本当に食べてない」と言うことを前提に書いていきます。「食べてないって思ってても一日を振り返ってみたら意外と食べてたのねっ!」という方は、食事の記録を付けたり、その日その日で食べた物を振り返って考えてみる事が必要かもしれません。


食べた物を効率良く化学変化させて、身体の材料やエネルギーに変換して使い切ることが出来るか?がポイント


 身体の中では、食べた物が様々な化学変化を起こし、必要な成分となり、血肉になりエネルギーとなります。

三大栄養素と言われる、糖質・脂質・たんぱく質。この3つの栄養素は、それだけでは化学変化を起こす事が出来ず、身体にとって必要な物に変化出来なかったり必要な場所に運ばれたりする事が出来ません。

 

 身体の中で科学変化を起こす為には「引き金」となる、様々な栄養素が必要になります。(例えば、ビタミンB1は糖質・ビタミンB2は脂質・ビタミンB6はたんぱく質の代謝に働く)

 

つまり、必要な栄養素が体内に取り込まれないと、身体は化学変化を起こしにくく代謝が促されません。エネルギー不足でやる気が起きない、筋トレしても筋肉が付かない、頭がボーッとしたりイライラする、髪・肌・爪がボロボロ、生理不順、体調不良、大きな病気へのきっかけにも成り得ます。そして、栄養素が無い為に使われなかった糖質や脂質などは・・溜め込まれる(太る)という事になります。BodyMake的に言うと、「食べた物を効率良く化学変化させて、身体の材料やエネルギーに変換して使い切ることが出来るか?」と言うところがポイントです。

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健康美(適度な筋肉と脂肪による美しいBodyLine、艶やかな髪・肌・爪、健全なメンタル等)を目指すのであれば「食べない事で太らないようにするでは無く、食べる事でドンドン代謝を回し、運動して使い切る!」。その為には、様々な栄養素を適量摂る、筋肉を付け身体を動かし、エネルギーを消費する事が重要です。まとめると、


  •  適度に必要な物を食べる→新陳代謝が促され若々しい身体を保てる・エネルギー変換効率が良く楽に動けるので、エネルギーを消費しやすい→食べても太りにくいので、食べられないストレスから解放され精神的に楽→リバウンドする事なく体型を維持しやすい。
  • 食べずに我慢・偏った食生活→代謝が滞り、健康美とは言い難い容姿・エネルギー変換効率が悪く脂肪が蓄積、慢性疲労気味で動くのが億劫でエネルギーが消費しにくい→食事を我慢しストレス大→耐えられなくなり暴食し体型を変える事ができない。

です。前回の記事で、身体が必要としているのは「身体が必要としている栄養素」で、必要な栄養素がほとんど含まれていない食べ物は、身体が使ってくれない・使い切れないので、蓄積されやすい(太りやすい)と書きました。今回の記事を読んでいただければご納得いただけるのではないかと思います。

 

次回の記事は、「じゃあ何食べればいいのさ!」ってところにフォーカスを当てたいと思います。

 

 ※栄養素とは体内に取り入れられる物質(ビタミン・ミネラル等)のこと。

※栄養とは栄養素を体内に取り入れ、身体の機能を維持し高める現象のこと。