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ダイエットの大敵 精製された糖

精製された糖の代表格 白砂糖
精製された糖の代表格 白砂糖

Private BodyMake Gym Linkageの生井 隆之です。

 

 今回のブログは、ダイエットのための食事コントロールを行うとき、気を付けなければならない「糖質」、そしてその中でも特に注意が必要な「精製された糖」についてお話します。

 

一般的には「糖で太る原因」=「糖質量」と言ったイメージがありますが、その糖質自体がどのような状態の糖なのか?というところまで踏み込んで考えることはあまり無いのではないでしょうか。

 

糖質は食べ過ぎることで身体に悪影響を及ぼしますが=悪ではありません。身体に対しての悪は「精製された糖」です。このブログを読んでいただき、糖に対する認識を高めていただければ幸いです。


精製された糖は吸収されるスピードが違う


「精製された糖」とは、白砂糖、小麦、白米、果糖ぶどう糖液糖のような工業的に精製された糖のことを言います。

 

雑味が無く料理に使いやすい状態にするために、米や小麦、さとうきび等原材料を加工して、吸収を穏やかにする食物繊維や、食べた物を代謝させる栄養素などを省いてしまっています。

加工し精製された糖は体内への吸収スピードが早く、インスリン値を急激に引き上げます。

 

また高くなったインスリン値は、血糖値を急激に下げ(インスリンスパイク)低血糖を招きイライラや空腹感を呼びます。

精製された糖は、吸収を早めるばかりではなく過剰摂取も引き起こしやすくなり、太る原因となるのです。


糖と摂るのであれば、精製されていないナチュラルなものを


 

ではどういった糖であれば、食べても良いか?

 

根菜、果物、玄米、10割ソバなどに自然に含まれる糖であれば、適量食べても良いと思います。

 

ナチュラルな食品であれば、糖だけではなく食物繊維や栄養素、酵素等を含みます。糖の吸収が穏やかで食材を効果的にエネルギーや身体の材料に変換し代謝を上げ、精製された糖よりも太りにくいです。

 

ちなみにパスタやうどん、ひやむぎはダメ?って聞かれることがありますが、精製された小麦を使っているのであまりオススメできません。パンも吸収スピードが早いです。

 

それと果物は自身を消化する酵素を多く含み、ビタミンなども豊富で身体に優しく朝食にはうってつけなのですが、体内への吸収スピードが早い果糖が含まれているため、夜は控えめにした方が良いかもしれません。

 

※糖質制限中の方はこの限りではありません。摂取量に気を付けてください。


如何でしたでしょうか?

 

低糖質な製品は色々ありますが、糖がどのような状態で含まれているのか?といったところまで理解しないと「食べている糖質量は少ないのに痩せない!」ってことになってしまいます。特に色々な加工食品に含まれている「果糖ぶどう糖液糖」はヤバイです。過剰摂取には十分注意してくださいね!