Private BodyMake Gym Linkageの生井 隆之です。
今日は、トライアスリートのEさんとのセッションについて。(Eさんにはブログ掲載の許可をいただきました)
Eさん、手賀沼トライアスロンでの女子優勝3回を始め、多数の優勝・入賞経験のあるエリートアマチュアアスリート。
有酸素系競技は、どうしても練習時間が長くなってしまう傾向にあるのですが、その中でもトライアスロンは特に長く(スイム・バイク・ランの全てを練習しなければならない為)真剣に取り組もうとすると、プライベートな時間の大半を練習に費やすことなります。
「最近は仕事が多忙で練習時間が中々とれず競技から離れてしまっているが、また再開した時に良いパフォーマンスが発揮できるように」と言うことで銚子からお越しいただいております。
テーマは、フリーウェイトの正しい扱い方及びフォームの習得と基礎体力向上、トライアスロン競技においてのパフォーマンス向上です。
主なメニューとしては
1.コアの活性化
2.肩甲骨周りの筋、股関節周りの筋の柔軟性向上と活性化
3.コアと身体軸を意識した動き作り
4.バーベルやダンベルを利用したフリーウェイトトレーニングのフォーム習得と基礎体力作り
5.TRX、ViPR等を利用したファンクショナルトレーニング
です。競技の特性として、瞬発力やパワーよりも、筋持久力や効率的な身体の使い方による体力の温存が重要になってきますので、そのあたりを考慮したプログラムを組んでいます。(心肺系のトレーニングはご自身で行っていただいております)
最近は忙しくて以前のようなトレーニングが出来ていないと言うことですが、そこはトップアスリート!少々の事では屈しない体力とメンタル、感覚のつかみ方もうまく、回数を重ねるごとに安定したフォームになっていきます。
本日で4回目のセッションが終了したのですが、身体軸を意識した動き、関節の安定性が出てきました。
次回あたりからフリーウェイトを使った筋力トレーニングを取り入れていこうと思っています。
ちなみにこのエクササイズはViPR(6kg)を使った「スクワット&アームリフト」です。下半身の伸び上がるパワーを上半身に伝えて腕を上方に伸ばす、下半身と上半身の連動トレーニング。重要なのは下半身と上半身を繋ぐ体幹部の安定性です。
このエクササイズはTRXを使った「Yフライ」。
女性で、このエクササイズが苦手という方は非常に多いですね。「これキライ」ってよく言われます(笑)
体を一直線に支える体幹の筋力、肘が曲がらないように腕を一直線に伸ばすための二の腕の筋力、腕を引き上げて固定するための背筋力が要求されます。
TRXは色々な使い方ができるのですが、どの種目も体幹をしっかり保持しつつ、四肢の筋力を発揮することが前提となるので、体幹を保持しつつパワーを発揮するアスリートにはオススメのトレーニング機材です。
もちろん一般の方にも、体幹トレーニング・姿勢保持のための筋力作りとしてオススメです。
選手としてバリバリ活動していたときは体脂肪が12%(スゴイ!)だったけど、今はだいぶ太ってしまったとEさん。セッション開始から1ヶ月立ち、ちょっとお腹がへっこみました!と自撮りされた写真をいただいたのですが、ちょっとどころじゃないお腹ですよね・・スポーツをストイックに取り組まれている方の身体は格好良いです。
今日のEさんとのセッション後、触発された僕は久しぶりにトレーニングを行いました。いやー、たまにやるとキツい・・全然重量も上がらないし。さっそくお尻周り痛いし。
最近は資格取得の勉強やら何やらで夜な夜な起きていることが多く不摂生が続いていて、寝不足だし何だかダルくて体調が優れなかったんですよね。デスクワークが多く肩周りがバキバキで頭痛になることが多いです。腰回りに余計な肉も付いてきました。気分もモンモンとしていたり。でも動いてスッキリしました。やっぱり身体を動かすって大事ですね!空いた時間に少しでもトレーニングすることを心がけようと思っています。